『山本五十六の大罪』
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〔副題〕 亡国の帝国海軍と太平洋戦争の真像
〔著者〕 中川八洋(筑波大学名誉教授)
〔シリーズ〕 -
〔出版社〕 弓立社
〔発行年〕 2008-06-10
〔ページ〕 340頁
〔ISBN等〕 978-4-89667-803-1
〔価格〕 定価(本体2200円+税)(2310円)
〔箱・帯〕 箱:なし 帯:あり
〔体裁〕 四六判 19.7cm×14.0cm ハードカバー
〔図表〕 あり
〔注記〕 (1)タイトルの「山本五十六」に「連合艦隊司令長官」の語あり。
(2)帯の推薦文;渡部昇一
〔分類〕 図書
〔備考〕 -
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目次
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まえがき 昭和天皇のご無念 3
第一部 祖国も愛国も忘却した帝国海軍
──”大敗北提督”の英雄視は、亡国の凶兆
第一章 真像の米内光政〔海軍大臣〕 12
──ソ連との通謀と日支戦争の拡大
第一節 「スターリンの工作員」張治中と米内光政は、本当に無関係か 13
第二節 「反ソ」反対!! 20
──(一九三九年の)三国同盟に反対した米内光政の真意
第三節 残存艦艇のソ連譲渡 26
──ソ連の対日侵略に協力せんとした米内光政
第四節 撤去すべき”国家叛逆者”米内光政の顕彰碑 33
第二章 コミュニスト高木惣吉と「第二ゾルゲ事件」 39
第一節 (開戦時の)海軍内赤化洗脳工作と(終戦時の)GRU内通 39
第二節 東京湾上の近衞文麿と「自殺命令」 60
第三章 パール・ハーバー奇襲の怪 71
第一節 「空母ゼロ、老朽戦艦二隻」 71
──戦果なしのパール・ハーバー奇襲
第二節 反米狂(艦隊派)だった山本五十六 88
──事実を転倒する「山本神話」の秘めた目的
第三節 衝撃の「第一委員会」、”暗躍する黒幕”石川信吾 97
第四節 「一年暴れる」後、山本は戦争をどうする積もりだったのか 110
第五節 ”海軍のラスプーチン”黒島亀人を愛した山本五十六 121
──山本五十六はゲイ? 分裂症好き?
第六節 ”瞼の仇敵”日本を騙せ! 128
──巨大な嘘戦果プロパガンダと帝国海軍の「反・国家」体質
第四章 怨念と復讐の「第二戊辰戦争」 144
──「山本五十六の太平洋戦争」とは、何だったのか
第一節 ”部下を大量殺害する”山本五十六の、血塗られた病 147
第二節 怯懦に生きた”世界一の臆病提督”山本五十六 156
第三節 「艦隊決戦」─日露戦争のアナクロ─しか知らなかった山本五十六 174
第四節 「人を殺したい」 184
──”ポスト・モダンの先駆者”山本五十六
第五節 撤去・焼却すべき「山本五十六記念館」 191
第五章 冷酷非情な「特攻作戦」と帝国海軍の悪魔性 197
第六章 ”国家叛逆者”たちを裁く 214
──日本国民の「新・東京裁判」
第七章 レイテ島陸軍(在満洲の精鋭部隊)全滅は、スターリンの指示 225
第一節 瀬島龍三の暗躍 223
──ソ連の満洲「無血占領」のための関東軍大削減
第二節 海軍の「北守南進」が招いた、満洲の阿鼻叫喚 237
第二部 スターリンの命令だった大東亜戦争
第八章 社会主義化を国是とした昭和日本 258
──「第二ソ連」こそが理想だったのか
第一節 現代史が隠蔽する、一九二〇年代日本の”マルクス大ブーム” 262
第二節 売れに売れた「スターリン型計画経済」礼賛本 275
第三節 近衞文麿と「コミンテルン三二年テーゼ」 284
第四節 昭和日本ではなぜ、「市場経済」擁護論が皆無だったのか 305
第五節 偉大な”自由の法”だったが、無力だった治安維持法 314
第六節 「右翼」は、天皇制廃止の秘意を、どう仮装したか 319
あとがき 慰霊と鎮魂 337
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著者略歴
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中川 八洋(なかがわ やつひろ)
筑波大学名誉教授
昭和二〇年生 福岡県出身
東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒、米国スタンフォード大学政治学科大学院修了。昭和五五年筑波大学助教授、昭和六二年筑波大学教授(平成二〇年定年退官)
専門は、国際政治学および政治哲学・憲法思想。
著書は、政治哲学・憲法思想の分野では、『正統の哲学 異端の思想』『保守主義の哲学』『皇統断絶』『女性天皇は皇室断絶』『悠仁<天皇>と皇室典範』『正統の憲法 バークの哲学』『国民の憲法改正』『与謝野晶子に学ぶ』ほか多数。国際政治学の分野では、『現代核戦略論』『甦るロシア帝国』『大東亜戦争と開戦責任』『歴史を偽造する韓国』『中国の核戦争計画』『日本核武装の選択』『亡国の東アジア共同体』ほか多数。
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所蔵
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国立国会図書館 あり(請求記号:GB531-J49)
http://iss.ndl.go.jp/
都立中央図書館 あり(請求記号:210.75/ 5300/ 2008)
https://catalog.library.metro.tokyo.jp/winj/opac/search-detail.do?lang=ja
都立多摩図書館 なし
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情報元
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他文献
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・金子宗徳「書評 中川八洋『山本五十六の大罪』」『国体文化』平成20年10月号、日本国体学会
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備考
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・刷情報;第4刷2008年8月15日
・扉ウラに《英米との友好と同盟の絶対は、/昭和天皇の/ご遺訓である。》
・帯の推薦文;
《渡部昇一氏、大絶賛!!/大東亜戦争の真実が、/帝国海軍についての/初めての/解剖学的研究で、/これほど迫真的に/暴かれたことは/かつてなかった。/中川八洋氏の/この衝撃の新著は、/現代史の/超重要文献だ!》
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内容
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更新履歴
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2013-05-26
2016-10-11