『新・日本国憲法草案』
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〔副題〕 ”国家”日本の新生
〔著者〕 中川八洋(筑波大学教授)
〔シリーズ〕 -
〔出版社〕 山手書房新社
〔発行年〕 1991-09-26
〔ページ〕 197頁
〔ISBN等〕 4-8413-0031-7
〔価格〕 定価1600円(本体1553円)
〔箱・帯〕 箱:なし 帯:あり
〔体裁〕 A5判 21.5cm×15.5cm ハードカバー
〔図表〕 あり
〔注記〕 -
〔分類〕 図書
〔備考〕
帯;日本国憲法は是か非か──この戦後日本の最も重いテーマに対し、気鋭の憲法学者が“国家”日本の新生を願い、情熱を込めて提案する新・憲法草案!
湾岸戦争で破綻した従来の憲法解釈と、平和主義という欺まんを徹底的に批判。
タブーにとらわれない自由な精神で、日本の思想構造を解剖する。
──村松剛氏との対談「“国家”日本の新生と憲法」収録。
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目次
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新・日本国憲法草案 1
第一部 “国家”日本の新生と憲法─村松剛氏との対談 53
第二部 憲法正常化と平和主義の払拭 83
第1章 腐敗した平和主義──「護憲」と悖徳 85
1 「自由のある平和」と「隷属の平和」 85
2 平和主義の反道徳性 88
3 力、正義、そして自由 91
4 悖徳をすすめる憲法第九条 93
第2章 破綻した日本国憲法──湾岸戦争の遺産 97
1 「解釈改憲」の終焉 97
2 国連平和協力法案の愚行 99
3 国連脱退か、憲法改正か 102
4 国連に協力しない「国連中心主義」 106
5 同盟外交を阻害する第九条 109
6 第九条改正試案 113
第3章 自衛隊から新・国防軍へ 118
1 自衛隊と名誉 118
2 国民と「軍」の分断 123
3 痛恨の「三矢研究事件」 128
4 自衛隊法改正は急務 132
5 軍事小国から中級国家への道 142
第4章 日本の憲法学とデマゴギー──社会主義革命のための「護憲」 149
1 ルイセンコと宮沢俊義 149
2 ソ連軍の日本無血占領と憲法学 153
3 改憲を狙う「護憲」 159
4 正統性なき日本国憲法 161
5 社会主義思想と亡国 165
第5章 戦争の二一世紀と日本──「憲法改正」なしに生存できるか 169
1 吉田茂の大罪 169
2 「ポスト冷戦」と戦争の新時代 172
3 冷戦から”熱戦”へ移行か、アジア新情勢 176
4 再膨張のための大退却? 181
5 第九条とカルタゴ 189
あとがき 193
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著者略歴
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中川八洋(なかがわ・やつひろ)
筑波大学教授。昭和20年福岡県生まれ。東京大学で宇宙工学を専攻。スタンフォード大学政治学科大学院卒業。筑波大学助教授を経て現職。専門は国際政治学。
主な著書:『ソ連核戦争戦略』『核軍縮と平和』『ゴルバチョフの嘘』『ソヴィエト海軍戦略』『現代核戦略論』『ゴルバチョフ破綻』『大侵略』ほか多数。
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所蔵
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国立国会図書館 あり(請求記号:AZ-211-E8)
http://iss.ndl.go.jp/
都立中央図書館 あり(請求記号:3234/ 202A/ 91)
https://catalog.library.metro.tokyo.jp/winj/opac/search-detail.do?lang=ja
都立多摩図書館 あり(請求記号:3231/ 3063/ 91)
https://catalog.library.metro.tokyo.jp/winj/opac/search-detail.do?lang=ja
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情報元
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・第一部の村松剛氏(筑波大学教授・評論家)との対談は、『月刊サンサーラ』1991-09月号(徳間書店)の転載。
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他文献
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・旧版『新・日本国憲法草案』(山手書房、1984-05-03)を全面的に改訂したものだが、
《この改訂は九三条からなる「中川憲法草案」の部分を除けば、旧版と新版とはまったく別のものであるので、これを改訂というのは正確とは言えず、旧版を第一巻とすれば、この新版は第二巻というべきものにあたる。》(あとがき、194頁)
とある。
・旧版『新・日本国憲法草案』(山手書房、1984-05-03)九三条のうち、第一条、第七条、第九条(第四項)を修正(あとがき、196頁)。
・中川八洋『新・日本国憲法草案』(山手書房、1984-0503)
・中川八洋『国民の憲法改正』(ビジネス社、2004-07-01)
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備考
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・装幀者:山口正二
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内容
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・日本国憲法(草案)
前文
第一章 天皇 (1~8; 8)
第二章 平和と安全 (9~10; 2)
第三章 国民の権利及び義務 (11~33; 23)
第四章 国会 (34~57; 14)
第五章 政党 (58~60; 3)
第六章 内閣 (61~71; 11)
第七章 司法 (72~78; 7)
第八章 財政 (79~87; 9)
第九章 地方自治 (88~90; 3)
第一〇章 改正 (91; 1)
第一一章 国旗及び国歌 (92; 1)
第一二章 補則 (93; 1)
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更新履歴
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2013-05-24
2013-11-10 情報を更新しました